白滝シリーズ・古瀬駅・初田牛駅 6月21日放送
★白滝シリーズ
石北本線に連なる4つの秘境駅を指します。
網走側から下白滝駅・旧白滝駅・白滝駅・上白滝駅です。
上白滝駅は、1日上下線それぞれ1本ずつしか列車が停まりません。
さらに、下白滝駅と旧白滝駅は網走方面からの列車が1日3本、
上川方面からの列車が1日1本のみ。
そのため1日で4つ全ての駅に行くためには、網走側から向かうしかないのです。
六角さん曰く「アクセス難易度の高さが魅力」とのことでした。
★根室本線・古瀬駅
古瀬駅は、ホームが2面、線路も2線と秘境駅としては、立派な作り。しかも、板張りのホームには安全のための白線が引かれており、まるで多くの乗客が乗り降りするかのようです。しかし、この駅は、白糠町の森の中にひっそりと佇む秘境駅なのです。実は、古瀬駅は、1954年の開業当時は信号場という列車の行き違いなどを行う施設でした。
そのため、2面2線の立派な作りになったのです。「秘境駅なのに作りが立派」という場合は元信号場ということが良くあるのです。
★根室本線・初田牛駅
この駅は、道東No1との呼び声が高い道内でも特に人気の高い秘境駅です。見渡す限りの荒涼とした大地に威風堂々と鎮座する姿は道東の王者としての風格が漂っています。利用客などほとんどいない、寂れ行く秘境駅ですが、初田牛地区に観光客を誘致し盛り上げようとする団体があります。地元の酪農家が結成した「AB-MOBIT」(エービーモビット)です。駅周辺の風情ある鉄道橋や絶景スポットを紹介するなど精力的に活動しています。
初田牛地区とその周辺を気ままに散策してみては、いかがでしょうか?