蕨岱駅 後編 4月26日放送
◆駅名 蕨岱駅(わらびたいえき)
◆所在地 山越郡長万部町
◆歴史 明治37年 開業
昭和62年 駅舎を取り壊し、現在の待合室が設置される
◆設備など
待合室…あり(貨車を改造したもの、結構広くきれい)
トイレ…なし(近隣にもありません)
駅ノート…あり
周辺の民家…2軒(かつては駅前に商店らしきものがあったようです)
◆注目ポイント
(3)誰かが除雪をしている
◆みどころ
蕨岱小学校
地元の人たちが子供に戻れる大切な場所
前編で蕨岱の生き字引存在
宮森信男さんのお宅を訪問、駅についての昔話を教わったコラアゲンは
もうひとつ気になっていた疑問をぶつけてみました。
(3)誰かが除雪をしている
それは雪深い蕨岱駅の除雪は誰がやっているのか?ということでした。
2m近い積雪があるにもかかわらずホームはきれいにされています。
さすが生き字引!宮森さんから「笠原さん」が除雪をやっていると教えていただき
さっそくそのご自宅へとお邪魔します。
温かく迎えてくださった笠原さんご一家にお話を聞いてみると
実は蕨岱駅の除雪などの管理は
代々地元の人たちの手で行われてきたということがわかりました。
現在そのバトンを受け取った笠原さんも
本業である畜産の傍ら早朝から作業にあたっているのです。
蕨岱駅、そして地元を心から愛する笠原さんなら
なんらかの見どころを知っているに違いない!
ということで、コラアゲンが聞いてみると
笠原さんの長女・友美さんがおススメしてくれたのは
自身が最後の卒業生だという「蕨岱小学校」でした。
2001年に閉校した蕨岱小学校は
役割を終えた後も、廊下の壁一面に
それまでの卒業生みんなの写真が貼られています。
地元の人たちにとっては子供に戻れる場所なのです。
笠原さん、友美さんと一緒に小学校を訪れ
懐かしい写真に囲まれながらステキな思い出を
聞かせてもらったコラアゲンでした。