東山駅 前編 5月 3日放送
◆駅名 東山駅(ひがしやまえき)
◆所在地 茅部郡森町
◆アクセス 札幌から列車で約3時間
◆歴史
1941年 業務用の施設(信号場)として開業
1987年 国鉄民営化の際、「駅」となる
◆秘境駅ポイント
(1)出入り口が線路脇の小道
⇒通過列車の轟音と突風を間近で感じられる
(2)ホームが古い枕木でできている
(3)70年前まで存在した鉄橋の跡がある
◆周辺情報
来週ご紹介します。お楽しみに。
秘境駅トラベラー、コラアゲンはいごうまんが訪れたのは、
道南随一の秘境と呼ばれる、函館本線・東山駅です。
駅舎は存在せず、吹きっさらしのホームが佇むだけの秘境駅らしい秘境駅です。
秘境駅ポイント(1)「出入り口」
東山駅の出入り口は、線路脇に設けられた、人一人通るのがやっとの小道です。
実は、この小道、特急列車が通過すると、列車の轟音と突風を感じられる、
鉄道ファンにはたまらい、アトラクションなのです。
そして、コラアゲンは、この駅の最大の特徴に気が付きました。
秘境駅ポイント(2)「ホームが板」
東山駅のホームは古い「枕木」で出来ています。
ちなみに、枕木とは、レールの下に敷かれ、
列車などの重量を分散するクッションのようなものです。
一体、なぜ、ホームが枕木で作られたのでしょう?
電話リサーチを試みるコラアゲン。
紆余曲折を経て、元国鉄職員の乳井松雄さんと出会います。
乳井さんによると、
元々、東山駅のホームは、現在の位置とは少し離れた場所にあったそうです。
ホームが現在の位置に移動した際、丈夫で耐久性が高く、
しかも手軽に入手できた、枕木が使われたそうです。
さらに、乳井さんに、昭和20年代前半まで存在していたという、
鉄橋の跡を紹介していただきました。
すっかり、東山駅の魅力に取りつかれたコラアゲンはいごうまん。
乳井さんとお別れし、駅の周辺情報を探すため、さらなる探検を開始するのでした。
この続きは、5月10日(木)深夜0:50~放送です。