北海道知事選告示 与野党対決の構図 17日間の戦い始まる 各候補の第一声は
2023/03/23(木) 19:02|HTBニュース 掲載
北海道知事選挙が23日告示されました。
立候補したのは届け出順に新人の門別芳夫さん。
自民・公明が推薦する現職の鈴木直道さん。
立憲が推薦する新人の池田真紀さん。
新人の三原大輔さん。
いずれも無所属です。与野党対決の構図となった今回の北海道知事選挙。17日間の戦いがスタートしました。
■無所属・新 門別芳夫候補:
「格差のない社会を作りたい。北海道のどこに住んでいても、北海道に住んでいてよかった、生きていてよかったと思える政治を行っていきたいと思っているんです。」
建設設備の会社を個人経営している門別芳夫さん。
大地や自然から恩恵、喜び、豊かさを享受できるよう、北海道を「リフォーム」すると主張します。
■無所属・現(自・公推薦)鈴木直道候補:「北海道の価値を押し上げていく、そのための挑戦を私にさせていただきたいんです。」
現職の鈴木直道さんのキャッチフレーズは「直向きに北海道を前へ」。
エネルギー、デジタル、食をキーワードに北海道の価値を押し上げると主張します。
■小泉進次郎元環境大臣(先月12日):
「知事に、今まで引っ張ってきたリーダーシップをさらに発揮していただきたいと思います。」
大学時代はボクシング部で、前回選挙は全国最年少の知事として初当選。中央とのパイプも活かし飛躍の2期目を目指します。
■無所属・新(立憲推薦)池田真紀候補:
「血が通った体温を感じる道政です、道民に目を向いた道政です/道民が参加できる政治にしなければならない。」
新人で元衆院議員の池田真紀さん。
掲げるのは「誰ひとり置いてきぼりにしないあたたかい道政」です。先月、亡くなった横路孝弘さんの後押しもあり、知事選への出馬を決めたといいます。
■立憲民主党・泉健太代表(先月11日):
「住民の皆様にもっともっと参加してもらえるような北海道の行政にしていかないといけない。」
横路さんが知事時代に成しえなかった「道民投票条例」を制定し、参加型の道政をつくると訴えます。
■無所属・新 三原大輔候補:
「北海道に明るい未来を。北海道百年記念塔を守りましょう。来年も私たちを守ってくれるように、一生懸命、皆さんで声を上げて頑張って守っていきましょう。」
三原大輔さんは「きたこ侍」と名乗りギター1本で全国各地を回って北海道百年記念塔の解体中止を訴えてきました。
選挙戦でも北海道のシンボルとして塔を守ると主張します。
物価高騰、人口減少、原発再稼働など、北海道が抱える課題はさまざまですが、一票を託す道民が注目する争点とは。
■2歳の父親:
「半分ぐらい、3分の2ぐらいになればと思います。電気代が高いです」
■0歳と3歳の母親:
「もっと生みやすい、育てやすいところになってくれれば。」
■70代:「第一次産業をきちんと守ってもらわなければだめだと思いますね。」