3期目の当選を果たした札幌市の秋元市長が冬季オリンピック・パラリンピックの招致について市民の意向調査の前に、公開討論会を行う考えを明らかにしました。

秋元市長は職員からの拍手と花束で出迎えられ、12日朝、札幌市役所に登庁しました。その後、札幌市選挙管理委員会から当選証書を受け取り「市民の声を受け止めて札幌の発展と課題解決に取り組む」と職員に挨拶しました。

記者会見では、冬の五輪招致について市民の意向を調査する前に公開討論会を行う考えを明らかにしました。

秋元克広市長:「いろいろな情報をしっかりお伝えした上で、判断いただく材料を公開討論会のような形、これをやっぱりやっていきたいなと、これは思っています」。

五輪の招致は2030年開催を目指してきましたが、2034年の可能性も含め市議会や関係機関と協議するとしています。