札幌市長選挙告示 3人が立候補届け出 最大の争点は2030年冬季五輪の招致の是非
2023/03/26(日) 12:29|HTBニュース 掲載
札幌市長選挙が26日、告示されました。 これまでのところ現職と新人2人のあわせて3人が立候補の届け出を済ませています。(午前11時30分現在)
立候補したのは届け出順に、無所属・新人で共産が推薦する木幡秀男さん、無所属・現職で立憲が推薦する秋元克広さん、無所属・新人の高野馨さんの3人です。
今回の札幌市長選挙の最大の争点は、市が目指す2030年の冬季五輪の招致の是非です。
■無所属・新(共産推薦)木幡秀男候補:
「2030年札幌でオリンピックを開催することはできない。この中止をきっぱりと皆さんにお約束申し上げたい。使わなくなった税金は暮らし福祉優先に切り替えていく」
■無所属・現(立憲推薦)秋元克広候補:
「もっと札幌の街を世界に知っていただくために、欧米の人に札幌を知ってもらうためにも、冬季オリンピックを開催する意義は大きい。
市民のみなさんと議論して進めていきたい」
■無所属・新 高野馨候補:
「市民の負担は490億円といわれていますけど、私はとてもこの経費ではできないと思っています。住民投票を実施して民意を確認するべきだと思っています。」
五輪招致のほかにも人口減少対策、除排雪のあり方、子育て支援などを争点に論戦が繰り広げられます。
26日から始まった14日間の選挙戦。
札幌市長選の投票日は4月9日で、即日、開票されます。