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10月~パーソナリティー

リスナーのみなさんに【100の質問】!
その回答を紹介しながら進めていく、【リスナー参加型番組】です。
※募集は終了しました



毎週土曜
よる8時30分~8時55分
AIR-G'で放送中!

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放送後記

06月04日放送分  大野恵

こんにちは!大野恵です。 

こちらの写真、ご覧ください ^^ 

01.jpg

ショートカットヘアの女性の像。 
物思いにふけっているような、
深淵な心の中を表しているかのような・・・
みなさんはどのように感じますか? 

第10回・めぐみの館 のお客さまは、
この女性の像をモチーフにした立体的な作品の数々を生み出している、
札幌出身の美術家、経塚真代(けいづか・まさよ)さん(37)。

2010年頃から、粘土や絵の具を使って、
人形のような、女性の像のオブジェを制作・販売しています。  

なぜ「人」がモチーフなのか、そのワケを探りました。 

02.jpg

「人と話すのが苦手で、ちゃんと話せるか・・・」
「わたし、普段はネガティブ(思考)なんです」 

事前の打ち合わせでは不安を口にされていましたが、
インタビューの時、前向きなエネルギーに満ち溢れていて、
作品とどう対峙しているのか、真摯に話してくれました。 

経塚さんの第一印象は、「あれ・・・作品と似てる気がする!」

ショートカットで、まっすぐ切りそろえられた前髪。
濃いめのオレンジ色のチーク。  
経塚さんは、作品よりももっと目がパッチリで、
表情もくるくる変わる方なんですが、
どこか似た空気を感じたんです。 

聞けば、まさに、作品に自分を投影しているとのお話!!
そこからどんどん話が膨らみました。 

自分は何か、問いかける作業が、経塚さんにとっての作品づくり。 
なるほど! だから必然的に"人"がモチーフなんですね! 

経塚さんは、7カ月のお子さんのママでもあり、
月に1回は道内外の展覧会に参加しているということなので、
お体には十分気をつけて、
ステキな作品を世に送り出し続けて頂きたいと思います^^  

03.jpg

現在、道立近代美術館では、今月23日(木)まで、
経塚さんを含む道内9人の現役作家のみなさんが参加した展示会
「ともにいること ともにあること」が開催されています。 

経塚さんの作品を見ながら、わたしは、
「自分って何者なんだろう・・・」と思いを巡らせました。
答えは出ないんですけれど。その作業が楽しくて。 
ぜひ、足を運んでみてくださいね! 




【今回お送りした曲】

♪ 光と影 / ハナレグミ
経塚さんご自身の今の気持ちを代弁している歌詞なんだそう。
ご自身が「孤独部屋」と呼ぶ仕事部屋で、
煮詰まった時などによく聴くんだそうです。

♪ メトロポリタン美術館 / 大貫妙子 
「美術館」が歌詞に出てくる曲といえば、コレ!

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2016年05月28日  |  2016年06月11日