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らぢおHTB

10月~パーソナリティー

リスナーのみなさんに【100の質問】!
その回答を紹介しながら進めていく、【リスナー参加型番組】です。
※募集は終了しました



毎週土曜
よる8時30分~8時55分
AIR-G'で放送中!

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放送後記

らぢおHTB・めぐみの館。
このページをクリックしてくれたアナタ!ありがとうございます!!

めぐみの"館"、ということで、
第2回は、道内にあるおよそ450の
"館"(=美術館、博物館、文学館など)の中から、
私が気になっている"館"の館長さんにお越し頂きました。

「市立小樽文学館」館長・玉川薫(たまがわ・かおる)さん(62)です。 

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小樽文学館には、小林多喜二や、伊藤整など、
主に小樽文学に関する資料などが収蔵・展示されています。 
実際に使っていた文房具なども見られ、ひとつひとつの解説文も面白く、
文学というものが身近に感じられる場所です。 

その文学館で館長を務める玉川さんは、福井県出身。
ポストカードなどで見た北海道の風景に憧れを抱き、北海道大学文学部へ。
大学を卒業後、東京での生活を経て、
30年以上、小樽文学館で学芸員・館長として働いています。 

物腰が柔らかく、穏やかな表情でお話をする、玉川さん。
小樽や文学の話になると、言葉が泉のように次から次へと湧き出ます。 
玉川さんが長年かけて目指してきた小樽文学館のあり方は、
「喫茶店での会話」なんですって!

えっ、文学館と・・・喫茶店・・・? 

どう結びつくの? とお思いの方もいると思います。 
わたしもそう感じました。理由を聞くまでは。

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喫茶店での会話というものは、
さりげなくて、面白くて、"今まさに、そこにあるもの"。
小樽文学館は、とりわけ小樽に住む人にとって、喫茶店での光景のように、
そこにあってあたりまえのもの、という存在を目指してきた。
だから、街に溶け込むような普通の建物なんだ。

玉川さん、このようなお話をしてくれました。 

ふむふむ!なるほど!
だからでしょうか、普段、美術館や文学館に行く時、
隅々までじっくり見よう、と意気込んで背筋がシャンとするんですが、
小樽文学館は、不思議とふらっと立ち寄れて、
心の中で、素直な言葉で"作品と対話ができる"気がするんです。

ぜひ、みなさんにも、その感覚を味わっていただきたいと思います。 

小樽文学館では、現在、
北海道のミュージアムスタンプやパンフレットなどおよそ700点を集めた
「ドクター・コンのミュージアムスタンプ展」が開催されています。 
5月15日までです。 

週末や、ゴールデンウィークなどに、
小樽の街を巡りながら文学館に立ち寄ってみる、というのはいかがですか ^^


小樽文学館のHPはこちら!

http://otarubungakusha.com/yakata



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さぁ、次回はどんな方が、お客さまが、
めぐみの館をたずねてくれるのでしょうか。
どうぞお楽しみに!

みなさんも、

「私の周りにこんな面白い人がいるんです」
「あのミュージシャンやアーティストに、こんな話を聞いてほしい!」

などなど、メッセージをお寄せくださいね^^ 
首を長~~~~~~くして、お待ちしております。





【今回お送りした曲】

♪ 勝手にシンドバッド / サザンオールスターズ    
※玉川さんが小樽文学館で働くことになった時に
よく聴いていた今でも心の中できらめく一曲
♪ 愛の讃歌 / エディットピアフ 
※ 去年生誕100年・フランスのシャンソン歌手。選曲:大野恵 

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2016年04月02日  |  2016年04月16日